マタのアイダのエンジンが止まらない
作・Kanoguti

ねえ、助けて。
私のエンジンが止まらないんです。
もう1週間も車を運転することができないんです。
水をあげなかったからでしょうか。
ご飯をあげなかったからでしょうか。
だからずっと運転することしかできないんです。
お願いです。
助けてください。

今、電車式を呼びました。
これでもう安心です。
二人は清く幸せな処女をお持ちでらっしゃるのです。
だから幸せです。
私は幸せです。
二人はもうすぐ、消えます。

車はなぜまだ治らないのですか。
僕はもう死んだ方がいいのでしょうか。
僕が死なないと車は治らないのですよね。
だったらあなたが死ねばいいじゃないですか。
僕は独りがいやなんです。
高い所が苦手なのです。
お願いです。
僕を殺さないでください。
苦しいことはもういやなんです。
だからエンジンを直してください。
僕は治さなくてもいいですから。

19,800円

裸足で歩いてみたら、俺の子宮がグニャリグニャラと踊り始めたのです。
ワッ。
争いはもうやめてください。
もう争うことはしないでください。
いじめは犯罪なんですよ。
そんなことも知らないのですか。
悔しいようでしたら、自殺してください。
自殺して、俺をあなたたちから侮辱される現象を壊してください。

なぜ車にはエンジンがついているのですか。
僕は全く知る由もなかったのです。
所詮エンジン。
もう見つかりませんよ。
よって、二人はヒロインとして、生活費を蓄える作業に夢中になったのでした。

=おわり=

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